ブースポブログ

関西大学と関大前の情報紙「ブームスポーツ」のWEB版です。次号第12号は10月上旬に発行します!

エスカレーター

2016年09月02日

千里山キャンパスの新通学路が開通


テープカット阪急関大前駅北口と、関西大学千里山キャンパス第3学舎(社会学部)を階段とエスカレーターで結ぶ新通学路が8月31日、開通した。竣工式が行われ、楠見晴重学長(63)、池内啓三理事長(73)ら大学関係者、後藤圭二吹田市長(59)らがテープカットで完成を祝った。【写真上・新通学路の完成を祝い、テープカットした池内啓三理事長、楠見晴重学長、後藤圭二吹田市長 写真下・通学路のエスカレーター=8月31日】

新通学路は、通学ラッシュ時における関大前通りの混雑緩和を目的に建設された。駅前に新しく「西門」が造られ、名神高速道路と並行する歩行者専用通路が社会学部裏までつながった。132段の階段とエスカレーターはすべて屋根付きで、雨に濡れずに通学できる。

創立130周年を迎えた今年の完成を目指し、3年前に建設計画が浮上。総工費8億円、土地取得費用などや今後の整備も合わせると、総額約20億円のビッグプロジェクトだ。千里山キャンパスは大規模災害発生時の一時避難地として指定されており、災害時に安全な避難経路を確保する意味もある。

午前7時から学生・地域住民が通行できるが、午後10時以降は西門が閉められ利用できない。エスカレーターは午前8時から11時まで、キャンパスに向かう上り専用となる。ゆっくり歩いても、駅から第3学舎まで3分で到着。大学へのアクセスがかなり容易となった。

関西大学管財課の四宮啓雄課長(51)は「関大前通りの混雑を少しでも緩和したいというのがまず第一にある。学生が安全に、通学できる空間が必要だった。地域の方々の一時避難地にもなっている。1年間かけて、しっかりとした建物を造りました」と話す。新通学路には130本の桜が植えられる予定。数年後には、満開の桜が新入生を迎える。

新通学路の開通で、関大前通りを歩く関大生が4割減るというシミュレーションもある。通学時の関大生の安全確保を図りながら、学生向けの店舗との共存共栄という難しい課題が、関西大学と関大前通りのテーマになっていく。
エスカレーター
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2015年10月13日

千里山キャンパスの正門 関大前駅前に移転か


阪急関大前駅関西大学が、千里山キャンパスの正門を来年7月の新通学路完成とともに、阪急関大前駅北口すぐへ移転させる可能性がでてきた。【写真上・新通学路の建設が始まった阪急関大前駅前の土地。完成後のイメージ図がフェンスに掲げられている 写真下・関西大学が公開した新通学路の完成予想模型。右は航空写真(写真合成・編集局) 】

大学が地域住民や関大前通りの商店向けに行った説明会で、新通学路の担当者が「正門がどこになるかは(大学の)上の人が決めることなので、何とも言えない」と話し、駅前にできる幅約17メートルの門と広場が、新しい正門になる可能性を示唆した。

現在の正門は戦後、第1学舎の学生がよく利用する以文館や法文坂につながる門から移転してきた歴史がある。車両通用口や関大一中・一高の通学門となっている「高中正門」を、正門として認識している大学職員もいるという。

新通学路は阪急関大前から第3学舎、正門上の秀麗橋を屋根付きの階段とエスカレーターで結ぶもので、9月24日に工事が始まった。エスカレーターの運転時間は制限されるものの、新通学路は24時間開放される予定だ。
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2015年08月31日

阪急関大前駅と千里山キャンパスがつながった!


関大前の土地1関西大学が、千里山キャンパス第3学舎(社会学部)に隣接する名神高速道路の土地の一部を、8月に取得したことが31日までに分かった。【写真・関西大学が購入した阪急関大前駅前の土地=2015年8月31日】

関大はすでに、阪急関大前駅北東側約3400平方メートルの土地を購入している。駅前と千里山キャンパスの間に挟まれた高速道路の土地を取得したことで、阪急関大前駅と千里山キャンパスがつながった。

屋根付きの通路とエスカレーターを併設した新通学路が、大学創立130周年を迎える2016年6月に開通する計画だ。施工業者の大林組が出席する地域住民への説明会が行われた後、正式に発表される見通しで、早ければ来月に着工する。

千里山キャンパス第3学舎に隣接する名神高速道路の土地の一部は、独立行政法人日本高速道路保有・債務返済機構が所有していた。新通学路の建設にはこの土地がネックになっており、取得交渉や手続きが難航していた。

3年越しの交渉で、関大は阪急関大前駅すぐのデイリーヤマザキ前から、社会学部につながる広大な土地取得を完了した。20億円をかけた新通学路の建設が、秋学期の開始とともに始まる。
【関連記事】関西大学新通学路のイメージが明らかに-2015年4月1日
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2014年06月26日

千里山キャンパスに新エスカレーター計画


関大前の土地関西大学が計画中の阪急関大前駅と千里山キャンパスをつなぐ新通学路に、エスカレーターを設置する案が浮上していることが25日までに、大学関係者の話で分かった。【写真上・関西大学が取得した阪急関大前駅北東側の土地 写真下・豊津側出口にあるエスカレーター】

新通学路は、関大が昨年取得した同駅北東側約3400平方メートルの土地に計画。千里山側の出口(デイリーヤマザキ前)と第3学舎(社会学部)を一直線で結ぶ。第3学舎裏には現在、正門上に架かる秀麗橋へつながる専用道があり、阪急関大前駅から正門への短縮ルートになる。

創立130周年を迎える2年後の2016年(平成28)の開通を目指し、現在土地周辺の地権者と交渉を行っている。現在、豊津側の出口にも駅と100周年記念会館付近を結ぶエスカレーターがあり、計画が実現すれば豊津側、千里山側の出口両方にエスカレーターができることになる。

関大は広報誌などで、創立130周年記念事業の一環として千里山キャンパスへの新しい玄関口を設置し、同キャンパスへの新たなアプローチを造成する考えを明らかにしている。
【関連記事】新通学路?関大が関大前駅すぐの土地取得ー2013年7月31日
関大が「新通学路建設」認める 2年後開通へー2014年1月27日
      エスカレーター


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2013年07月31日

新通学路?関大が関大前駅すぐの土地取得


関大前通りの土地関西大学が、阪急関大前駅北東側の土地を取得する計画を進めていることが31日までに分かった。駅東口(千里山側)すぐの興亜殖産関大前ビル横から名神高速沿いに続く土地で、地権者と交渉を続けている。【写真・関大が取得を進めている阪急関大前駅前の広大な土地】

すでに地元自治会や一部の地域住民に対して、土地の取得計画を明かしていた。関西大学広報課ではブームスポーツの取材に「土地を購入することは事実ですが、その他のことは何も決まっていません」と話している。購入予定地は西日本高速道路が所有する土地を挟むものの、関大前駅から千里山キャンパスの第3学舎(社会学部)と一直線につながる。

千里山キャンパスが事実上、関大前駅前のデイリーヤマザキ関大前店前まで拡大することになる。住民の間では、駅西口(豊津側)と社会学部を結ぶエスカレーターのように、東口でも専用の通学路を造るのでは?という声が出ている。

駅東口と大学をつなぐ専用の通学路ができれば、通学する関大生は関大前通りを通る必要性がなくなる。関大前通りの店舗にとっては死活問題で、ある店主は「豊津側のエスカレーターができて、売上が3割減った店もあった。関大生が関大前通りを通らなくなればどうなるか…」と不安を口にしていた。
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