最年少でミス関大に輝いた。自己PRではディズニーのアニメ映画「アラジン」で使われた「ホール・ニュー・ワールド」をフルートと地声で歌い上げる“ひとりミュージカル”を披露。「若者の力で地域発信を。地元・吹田を愛し関大を愛したい。吹田を元気にしたい!」と選挙演説顔負けのドスが効いたスピーチで、400人の度肝を抜いた。【写真・グランプリを獲得した池田恵理さん=江坂スペースシアター(撮影・行友重治)】
異色の金髪ショートヘア美少女だ。今年4月に愛媛県松山市から関大に入学。それまではロングヘアが自慢だったというが、カットモデルにスカウトされ、剛力彩芽のようにバッサリ切られてしまったという。
「松山にはヘアモデルのスカウトなんていないし、大阪に来てカットの人にいいですよ…とか言っている間にバッサリ切られてしまった。日常に戻って、これはヤバい…と思った」。
見た目はボーイッシュで性格も男前。ミスコンには不向きだと思い、出場を考え直した時もあったが「関大のミスはきれいや可愛いだけではない。ミスに旋風を巻き起こす」という言葉を胸に晴れの舞台に立った。
統一学園祭期間中に彼氏と別れてしまったが、11月30日に放送された毎日放送のテレビ番組「DRESS」のナンバーワン秋冬スタイルを決める企画で2位になった。ミス決定の瞬間、両コブシを握りしめた池田さんは「負けず嫌いなんで番組のトロフィーが欲しかった。素の自分が出てしまいました…」と、激動の1カ月を振り返った。
将来の夢はまだ決まっていないが、ミス関大としてどんどん人前に出ていきたいという。「関大が大好きなんです。関大といえばジャルジャル…と言われるみたいに、関大と一緒に有名になりたい。ビッグになりたい」。
西宮市吹奏楽団にも所属する19歳。母校愛をあふれさせた3代目ミスが関西大学と吹田の魅力をアピールする。