ブースポブログ

関西大学と関大前の情報紙「ブームスポーツ」のWEB版です。次号第12号は10月上旬に発行します!

高野芹奈

2016年09月25日

高野芹奈さんが語ったリオ五輪秘話


セナさん2リオデジャネイロ五輪セーリング(ヨット)女子49erFX(フォーティーナイナーエフエックス)級に出場した高野芹奈さん(たかの・せな=18、人間健康1)は、20チーム中最下位で、メダルレースに進めなかった。一時は競技をやめる決意をするほど落ち込んだという高野さんは、悔しさをバネに2020年東京五輪出場を目指す。

リオでの悔しさが、東京へ向かう原動力となる。「もうヨットをやめようかと思った。そこまで落ち込みました」。最下位で終わった五輪舞台。上位10チームで争われるメダルレースは、観客席で迎えた。

開催国ブラジルのペアが優勝。金メダルに喜ぶ選手と観客の熱狂ぶりが、失意の高野さんを奮い立たせた。メダルは自分が獲りに行くしかない—。「その時の一体感が忘れられないんです。神様ってずるいなって」。次の目標に向かって、前を向いた瞬間だった。

日焼けした肌。男子学生にもひけをとらないたくましい体。ひと夏の経験が、高野さんを強くした。「選手ひとりひとりの顔つきから、4年間に対する思いがうかがえた。事前準備や休憩中にも感じた」と、ライバルから世界最高峰のレースに臨む覚悟を学んだ。

本番では、練習時とは違う風が吹いた。セーリングの日本選手団は、工具などの盗難被害にも遭った。「行く前は、いつも通りにすればいいと考えていた。でも普通のレースではない。こんな経験が18歳でできたことが本当に良かった」。五輪には魔物がいる。使い古された言葉を、胸に刻み込んだ。

選手村で撮った1枚の写真が宝物になった。テニスの男子シングルスで銅メダルを獲った錦織圭選手とのツーショットだ。【写真・錦織圭選手とのツーショット写真を見せる高野芹奈さん=関西大学堺キャンパス】

「錦織さんはピカンとしていました。誰も声をかけなかったんですが、自分が写真を撮ってもらったあと長蛇の列ができていました」と笑う。日本テニス界に、96年ぶりのメダルをもたらした世界的プレイヤーからパワーをもらった。

和歌山を拠点に、宮川恵子さん(30)とのペアで臨んだリオ五輪。4年後を見据え、東京で新チームを作ることを明かした。「ますますやる気になっている。東京五輪でメダルを獲得したい」と力強く語った。中3でセーリングを始め、わずか3年4カ月でオリンピアンとなった高野さん。関大での4年間で、さらに長足の進歩を遂げる。
【関連記事】リオ五輪出場高野芹奈さんに高橋大輔さんから金言-2016年7月1日
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2016年07月01日

リオ五輪出場高野さんに高橋大輔さんから金言


高野さん5リオデジャネイロ五輪・セーリング(ヨット)女子49erFX級に出場する高野芹奈さん(たかの・せな、18=人間健康1)の壮行会が6月29日、千里山キャンパスで行われた。

金言を授かった。壮行会では、高橋大輔さん(30)、アイススケート部コーチの織田信成さん(29)、宮原知子さん(18=文1)からメッセージが届いた。【写真・池内啓三理事長(左)、楠見晴重学長(右)から寄せ書きされた日の丸を受け取る高野芹奈さん=関西大学千里山キャンパス(撮影・岡田拓也)】

夏季と冬季の違いこそあれ、大舞台を経験した選手の言葉の重みは違う。高橋さんは「この五輪は高野さんをさらに素敵なアスリート、女性にしてくれると思います。緊張してなんぼです。現地でも応援させていただきます」と寄せた。

織田さんも「五輪は選ばれた人だけが出る舞台。競技を始めて3年あまりで五輪に出場されるその才能と努力に驚いている。僕もキャスターとして現地からエールを送ります」と、高野さんの心を奮い立たせる。

18年平昌冬季五輪を目指す宮原さんは「五輪は未知の世界ですが、最高の笑顔で終えられるよう祈っています。私も1年半後に向けて頑張ります」とエールを送った。

3人からの激励に、心を弾ませた。「初めてのことなのでうれしかった」と、思わず白い歯をのぞかせる。関大生から、寄せ書き入りの日の丸を受け取った。7月3日には、五輪前最後となるリオ遠征に出発する。

F1レーサーのアイルトン・セナから、芹奈と名付けられた高野さん。「金メダルを目指したい。私たちのセーリングはリオでは有利。チャンスをつかんで成績を残したい。感謝の気持ちは結果で示す」と、ブラジルの爆走を誓った。
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2016年06月14日

リオ五輪出場高野芹奈さん「パワーもらった」


高野さん3リオデジャネイロ五輪・セーリング(ヨット)女子49erFX(フォーティーナイナーエフエックス)級に出場する高野芹奈さん(たかの・せな、18=人間健康1)が13日、母校・大阪市立阪南小の児童が開いた「高野先輩を応援する会」に出席した。

全校児童700人から、ハイタッチの嵐。同校卒業式で「エジプトの考古学者になりたい!」と叫んだ少女は6年後、オリンピアンとして帰ってきた。「子どもたちの元気に圧倒された。パワーをもらった」と笑顔を見せた。【写真・阪南小の児童から激励を受ける高野芹奈さん】

5月上旬から3週間、リオの海で合宿を張った。「なかなかいいんじゃないの、と思いました。風向きの変化や潮の流れが急だったり難しい海面だけど、西宮より、においがなくてきれいかも(笑)」。五輪開催地と西宮沖を比べる余裕?に、爆走の予感がする。

20チーム中15位…と控えめに掲げていた目標も、どんどん上がっていく。「恵子さんと話して、金メダル獲ったるわ!と練習していこうと」。ペアを組む宮川恵子さん(30)との日々の練習で、テンションが高まる。

関西大学入学式で春風になびいていたストレートの黒髪は爛螢仕様瓩法「色を変えてみた。自分にカツを入れるため」とはにかむ。決戦まであと2カ月。髪形と焼けた肌に、自信と覚悟が見えた。
【関連記事】リオ五輪へ!高野芹奈さんあふれるヨット愛-2015年4月2日
高野さん2
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2016年04月02日

リオ五輪へ!高野芹奈さんあふれるヨット愛


_MG_9192リオデジャネイロ五輪・セーリング(ヨット)女子49ex級に出場する高野芹奈さん(たかの・せな、18=人間健康1)が1日、関西大学千里山キャンパスで行われた入学式に出席した。8月の決戦に向け、授業やレポートをこなしつつ約71日間の世界遠征へ。あふれんばかりのヨット愛で、過酷すぎる五輪への道を乗り切る。

キャンパスに吹く春風を背に受け、高野さんが新たな海に飛び出した。「新しい友達や教授との出会いの中で、新しい考え方を知り、新しい自分を見つけていきたい…って、新しいだらけですね」。言葉の端々に、大学生活へのワクワク感をにじませた。【写真・入学式に出席した高野芹奈さん(撮影・岡田拓也)】

リオへの海路は、順風満帆ではない。18日からイタリア遠征に出発。春学期だけで約71日間、授業に出ながら日本と海外を往復する。和歌山を練習拠点にするが「海外でのレース経験が少ないので、海外で経験を積みたい」と、あえて荒波に挑む。

カツカツの活動資金集めのため、営業活動にも奔走。学業との両立も、並大抵ではない。大海原を進む原動力となるのが、ヨットへの熱い思いだ。

中学3年の秋、同級生の誘いで初めてヨットに。ほおを伝う心地良い風の感触が、今でも忘れられないという。「嫌なことも、ヨットに乗ってスーッと走れば、風で流されて行ってしまう。ヨットへの愛があるから、できるのかな」と、どんな難関も情熱で乗り越える。

3月に母校の関大一高で開かれた激励会には、取材陣が殺到。爛茱奪罰Δ離廛螢鵐札広甅犇榮爐箸いμ樵阿蓮■藤吋譟璽機爾離▲ぅ襯肇鵝Ε札覆ら瓩箸いκ源が、新聞紙上に躍った。

「プリンセスという感じじゃないのに…。でも、セーリングのことに興味を持ってくれたらハッピーです」。恥ずかしさよりも、ヨットを世間にアピールできたことが何よりもうれしいと話す。

「自分も中身は一緒の大学生。フレンドリーに接してくれたら」。新入生6880人のトップランナーとなった高野さん。五輪での目標は、20チーム中15位とやや控えめ。だが、ヨットへの愛は誰にも負けない。
【関連記事】関大生リオ五輪1号高野芹奈さんを800人が激励-2016年3月21日
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2016年03月21日

関大生リオ五輪1号高野芹奈さんを800人が激励


高野芹奈さん4月から関西大学人間健康学部に進学する高野芹奈さん(たかの・せな=18)が、UAEで行われたセーリング競技(ヨット)のアジア選手権49erFX(フォーティナイナーエフエックス)級で優勝。リオデジャネイロ五輪代表に決定し、関大生のリオ五輪出場第1号となった。

関大一高で19日、激励会が開かれた。800人の在校生に送られた高野さんは「リオでは15位を目指している。ハードルが高いが、五輪までの6カ月でトレーニングを頑張って、しっかり成長して15位を勝ち取りたい」と宣言した。

49erFX級は、リオ五輪から採用された女子2人乗りの種目。所属する和歌山セーリングクラブの宮川恵子さん(29)と組んで、五輪代表の座を手にした。セーリング競技では史上最年少での出場となる。【写真上・アジア選手権のメダルを手にする高野芹奈さん 写真下・関大一高の在校生800人から激励を受けた=3月19日】

関大一中3年の秋、同じ水泳部だった同級生に誘われ、ヨットに乗った。「海上をスーッと気持ちよく走って、運命的な出会いに感じた。これがやりたいんだと直感で思った。とりこになりました」と振り返る。

父・啓司さん(51)は、元カートレーサー。ブラジル出身のF1レーサーで牴斬の貴公子瓩噺討个譴晋離▲ぅ襯肇鵝Ε札覆砲舛覆鵑如峩榮燹廚般症佞韻蕕譴拭ちなみに関大生の姉は最子(もなこ)さんだとか。

五輪を本格的に目指したのは昨年の10月。競技歴3年4カ月のスピード記録で、世界の檜舞台に立つ。「自信も根拠もないが、勢いだけはある。ブラジルはセナの故郷。運命的だなあ、と感じています」。レーサーの血を引く芹奈が、リオの海上を爆走する。
【関連記事】燃えた!東佳弘さん応援会に関大生300人-2012年8月10日
高野さん
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